SEDとは
省電力、高いコントラストにて大画面を実現する次世代技術である
ブラウン管と似た発光原理であり、
各画素に配置された電子源から電子を発光物質にぶつけることで画像を表示するものである
ブラウン管の半分の消費電力で済むことや液晶などより低コストで生産できることから
次世代ディスプレイとして注目されている
だが、問題も多くありメーカーが開発を断念しているケースも少なくなく、仮に商品化されてもテレビジョンとして浸透するかは困難とも評されている
現在キャノンの子会社であるSED株式会社にて開発が行われており、2007〜2008年には発売されると言われている
有機ELのしくみ
陰極、陽極から注入された電子と正孔が、電子輸送層、正孔輸送層を通過し発光層で結合する
その結合したエネルギーが励起状態になることによって光が発生する
他のディスプレイ方式に比べしくみは単純であり、
有機化合物で成膜された発光層、正孔輸送層、電子輸送層の3層でできている
電極には、銀やアルミニウム、ITOなどの物質を使用している
有機ELとは
電極のついた2枚のガラス基板の間に、電流を流す事で有機物質(発光体)が光るというように液晶やプラズマに比べ単純なしくみになっている
発光体は低分子では蒸着、高分子では印刷技術にて塗布され
現在は、インクジェット技術などが使用できる高分子型の開発が多く進められている
ELには、硫化亜鉛などを使う無機EL、ジアミン類を使う有機ELに分けられ
無機ELでは高電圧が必要であったが、有機ELでは10V以下の直流電圧で十分に発光する
自発光型ディスプレイであるが省電力にて使用できる事や、高いコントラスト、応答速度が高速であることから次世代ディスプレイとして注目を集めている。
国内では、ソニーが2007年度中に有機ELテレビを発売予定であり、東芝も2009年には有機ELテレビ市場に参入すると発表している
同時に照明分野でも有機ELを使用した照明用光源の開発も活発に行われている



